なんでcui起動してsshログインしたいの?
raspbianはデフォルトでGUI(グラフィカル・ユーザー・インタフェース)起動するが、
GUIが必要なシーンというのはRaspberry piをディスプレイに繋いで画面を表示し、キーボードとマウスを繋いで操作をする時だ。
メールやブラウズ用途ならこの使い方は持ってこいだが、IoT用途で使う場合には必ずしもGUIは必要ない。
というかケーブル類からRaspberry piを解放して電源を挿すだけで(これもバッテリー使って電源ケーブルからも解放できますが)起動し、手元のパソコンから操作できた方が利便性が高い。
ということでWindowsっぽい画面の表示されないCUI(キャラクタベース・ユーザー・インタフェース)で起動される設定を行う。
設定画面を開く
以下のコマンドで設定画面を開く。
すると、以下のような画面が開くので、カーソルキーで「3 Boot Options」を選択しenterキーを押す。
Consoleを選択する
次に以下のような画面が開くので「B1 Console」を選択しenterキーを押す。
先ほどのメニューに戻るので、カーソルキーで左右を押すと下の「Select」「Finish」が選べるので「Finish」を選択しenterキーを押す。
再起動の確認が出るのでそのままenterキーを押す。
SSHログイン
再起動後、Raspberry piがCUIで起動する。
別のPCからSSHログインができることを確認する。
ログインコマンドは以下のとおり
※ IPアドレスはルーターの設定画面で確認しました。
デフォルトのパスワードは「raspberry」
後ろのTVがRaspberry piをCUIで起動しているところで、手前のMacBookAirがsshログインでアクセスしているところ。
Raspberry piの電源を落とす
以下のコマンドでシャットダウン出来る
画面が真っ暗になったらRaspberry piの電力供給用microUSBを抜く。
このコマンドはssh越しでも打てる。